カウンセリングの進み方
<心理アセスメント>
まずはじっくりお話を伺わせていただきます。お話しに加えて、観察、必要であれば心理検査も用い、今抱えられている問題/悩みについて、原因や背景、問題点を一緒に探していきます。その後、今抱えられている悩みや問題を改善していくための見通しや案(技法含む治療計画)をご説明します。そちらに御同意いただけた場合、その次に継続的に面接や心理療法を進めていくことになります。その際医療機関での治療が、その時の状態に有効ではないかと判断した場合は受診をお勧めすることもあります。
<カウンセリング>
多くの場合、今の困りごとと今後どうしていきたいか、どのようになりたいか、したいかをお聞きします。ただ、悩みの中には将来的なビジョンが今の段階で全く見えない、見られないことも多々あります。そのような場合でも、今の問題や抱えられている悩みをお話され、カウンセラーとの相互のやり取りの中から、段々と見えてくるものが出てくることも多いです。ご自身がどうしたいのか、どうしたくないのか、何ができそうで、何ができなさそうなのか、どうしていいかわからないと思っていたものが少しずつ形を変えていき、それが解消されることもあるでしょうし、ご自身に新たな意味をもたらすこともあるかと思います。
<カウンセリングの回数>
これはそれぞれとしか言いようがありませんが、一過性で限定的なお悩みの場合は3~4回で終結となる方が多いかなと思います。
自己観や自己認識、自尊心などのその方の存在の根っことなるものに問題を感じている方はもう少し長くかかることが多いと思います。
それ以上に長くかかる方もいらっしゃいます。
基本的にカウンセリングは利用者の皆さまが主体となり、どうしたいか、そこに何があるのかを考えていくことがベースとなっております。そのため、こちらからご提案する物事についてや、面接中のお話しでも、もしご不安、ご心配、ご希望などありましたら、どうぞお気軽にお伝えいただければと思っております。
<心理療法>
当院で実施できる心理療法をご紹介いたします。どの方法を施していくかは、お悩みを聞く中で判断しご提案します。もし、ご希望やご不安がありましたら、その際に遠慮なくお申し付けください。
①傾聴と対話による支持的カウンセリング
②認知行動療法
③メタ認知療法
④ブレインスポッティング
⑤マインドフルネス
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